以前サドは楽ではないという記事を書きましたが、逆に言えば努力次第で誰でもサドになることができます。(パートナーに苦痛を与えて興奮できるかは別ですが)
マゾには痛みを快楽に変換するという性質、つまり才能が必要です。マゾは選ばれた人間なのです。
マゾには依存的な人と、自己完結してしまう人がいますが、いずれにせよマゾを振り向かせるには努力が必要なことは確かです。
●依存的なマゾは”純マゾ”
マゾには自分が快楽を得るためにパートナーに依存してしまうタイプがいます。快楽は欲しいけど、自分では何もしないというタイプ。でも、快楽を与えてくれるパートナー=主人には絶対服従なので、命令されればご奉仕などはしてくれるでしょう。
●自己完結してしまうマゾは”マゾサド”
スポーツマンはMという話もしましたが、自らの肉体を痛めつけ快感を得るという行為は被虐と加虐の両方の意味を持つので、サド的な一面も持っています。つまりマゾサドと呼ばれるタイプです。
このタイプは自らを痛めつけて自己完結させてしまうことができるので、必ずしもパートナーを必要としません。
しかし、スポーツマンに関していえば、自らを痛めつける→肉体を成長させる→結果を出し評価を得る…という図式が成り立ちます。誰かに評価されたいという考えがありますから、パートナーを欲している可能性は十分あります。
改めて考えてみると、マゾの才能があって更に努力もできるマゾサドってすごいですね。純サドの私としては尊敬してしまいます。
●マゾを手なずけるには
マゾを振り向かせるために重要なのはやはり情熱でしょうか。承認欲求が強いマゾに「あなたを調教したい」という情熱を伝えてあげてください。
経験に自信がなくても、情熱があれば、努力して身につけるでしょう。緊縛がしたければ、教室に通うなりネットや本で調べるなりできるでしょう。
SMに限らず、普通のカップルや人間関係でも、関係を続けるには努力が必要なのです。
逆に言えば、努力さえすれば誰にでもチャンスがあるのがアブノーマルの世界です!容姿・年齢・既婚未婚…元々変態性癖を持つ人口は限られているので、気にする人は少ないです。
がんばって素敵なパートナーを見つけましょう!