かっこよく一本鞭を打つ女王様に憧れてた。
SM性癖があるのがわかったのはこの時かも。
だから、大学に行きつつ、SMクラブにも勤めた。
そこで一本鞭の練習させてもらって、SMも一通りはできるようになった。
このままこの世界で生きていくのはちょっと不安だったから、普通に就職して、SMクラブで知り合ったマゾ男と付き合ってた。
でも、その後別れて、SMパートナーがいないのが寂しくて、SM出会いサイトを使ったの。
一本鞭耐えられる、もしくはこれから一本鞭を打たれてもかまわないっていうマゾに絞った。
かなり痛いし、怪我もするからね。
自分の腕が落ちるのが嫌だったから、片っ端から面接と称して、短めの鞭でウィッピングして選別してった。
初心者でも見込みありそうなら奴隷にするつもりだった。
ハードマゾって申告してきたM男には容赦なく破壊力抜群の一本鞭を打ってあげたよ。
結局、一本鞭関係なく、性格的に合いそうなマゾ男にした。
一本鞭はたまに打たれたことあるっていう程度で、そんなに一本鞭にこだわり無いみたいだけど、痛みに強そうで、メールのやり取りも実際会ったときも好印象だったのが決め手だった。
もうちょい躾すれば、きっと一本鞭も好きになりそう。
というか、これくらい調教できないと女王様としてはダメだからね。
女王様はマゾ男をよりどりみどりでいいなって思うかもしれないけど、M男の方も女王様を選ばなきゃダメだよ。
ちゃんと幸せにしてくれる女王様と付き合いな。
私はSMクラブじゃ、いろいろルールがあってできなかったこともできるようになって幸せだよ。